ドロップアウト専門アドバイザーの久保逸郎です。
お正月が終わったと思ったら、1月もあっという間残り約一週間になってしまいましたね。
年度末で退学すれば、科目の履修終了として認められる
さて、今回は高校を中退するタイミングについてです。
それはできれば年度の途中で高校を辞めるのではなく、その年度の終わりの3月31日付で高校を中退するということです。
私の場合、高校1年の秋には中退することを決めていました。
そのことは両親も理解してくれていました。
しかし、2学期までの出席率はそれほど悪くなかったこともあって、すぐに高校に退学届は出さないで、途中から授業を休めるだけ休みながら3学期修了まで学校に籍を置いて、4月から公立通信制高校へ転入の形で手続きしてもらいました。
高校1年の3学期は雨の日は全く学校に行きませんでしたし、日数的には半分も学校に通っていなかったと思います。
「あと何日休んでも大丈夫か」とちゃんと考えながら、計画的に学校をサボっていました。
このような形を取ったことによって、当時英語Ⅰや数学Ⅰなどの高校1年の時に履修した科目は履修修了したものとされ、大学入学資格検定の免除科目として認められました。
現在の高卒認定試験と違い、当時の大学入学資格検定は11科目も合格しなければいけませんでした。
試験も年に1回だけしかなかったため、3~4科目でも免除されたことは大変大きかったですね。
少しの我慢で後がラクになる
現在の高卒認定試験は8科目の合格が必要ですが、高校1年の終わりまで修了すれば、そのうちの3~4科目が免除になる可能性があります。
そうなれば高卒認定試験の試験対策はかなりラクになってきます。
高校2年まで修了すれば、高卒認定試験はもっとラクになるでしょうね。
中退することを決めてから学校に通うのは、気持ちの部分で多少難しい部分があるとは思いますが、少しの我慢で後がラクになることもあるので、できれば当該年度の終わりまで頑張ってもらいたいと思います。
これから高校を辞めようと考えている方は参考にしてみてください。
『お休みは計画的に』
久保 逸郎
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