大学生活

偏差値だけで進学先を決めない

ドロップアウト専門アドバイザーの久保逸郎です。
今回は進学先を偏差値だけで選ばないことの大切さについて書きたいと思います。

はじめに断っておきますが、人間というのはもともと「自分自身の能力を発揮したい」「より高いレベルの環境で力を試したい」というような意欲を持っているので、向上心をもって高いハードルを越えようとするのは自然なことです。

たまに何億円ものお金を捨てて米国のメジャーリーグを目指す日本人選手もいますが、選手の本能に従った結果だと思います。
だから受験勉強をしていて、より偏差値の高い難関校を目指そうと考えることは素晴らしいことだと思います。

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しかし、偏差値の高さだけで進学先を選んでしまって、そこで自分がやりたいことが出来ないのなら充実した学生生活を過ごせないのではないでしょうか?
全くやりたいことがない場合は別ですが(それはそれで問題があるかも)、やりたいことが何かあるなら、そのやりたいことをより良い環境でできる進学先を選んでもいいと思います。

なぜ今回このようなことを書いているかというと、せっかく勉強をして大学などに進学をしているのに「学生生活が充実していない」という声をよく聞くからです。
「とりあえず合格した学校の中で一番偏差値が高い学校を選んだ」
「自分は他の学校に行きたかったけれど、親に勧められた」
という人もいます。

楽しくないからだんだんと学校に行かなくなったり、アルバイトのほうに夢中になったりして途中で退学をしてしまう人もいます。

そういう時は楽しくないから気力が充実していないので、就職活動などにもなかなか熱が入りませんし、面接などの際に学生生活で得たことなどを質問されても困ってしまいますよね。
もちろん学業じゃなくてもいいですし、個人での活動やボランティアでもなんでもいいので、何か一つでも強くアピールする材料ががあればいいのでしょうけど。

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しかも気持ちが充実していない学生生活を過ごして、社会人になって急にやる気を出すのは難しいものです。
さらにいえば、自信というのは小さな成功体験の積み重ねで出来上がっていくものです。
さまざまなことにチャレンジして充実した学生生活を過ごすことは、自信をもって社会人になるためにも大切なことなのです。

そのためにも偏差値だけで進学先を決めないで、「自分がやりたいことをやれる」環境を求めることは大事だと思います。

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私自身は大学ではスポーツがやりたかったので、私立大学のほかに公立大学にも合格していたけど、そちらには行きませんでした。
最初に入った大阪の大学から東京の大学に移ったのも、スポーツの雑誌で見つけて興味をもったから。
スポーツをするなら私立大学のほうが環境がいい。
たったそれだけです。

大阪はとても気に入っていたし、その当時彼女もいましたから、大阪に残りたい気持ちも多少はありましたが、自分のやりたいことを優先しました。

親には「公立大学に行きなさい」「なんでわざわざ偏差値の低い大学に移るのか」と反対されたりもしましたし、経済的負担をかけてしまったとは思いますが、この年齢になった現在でもその時に興味を持ったスポーツに関われていて、たくさんの素晴らしい仲間と過ごせているので後悔の気持ちは全くありません。

「若い時はしてしまったことを後悔する」
「年をとると反対に、若い時にしなかったことを後悔する」
人間とはこのようなものだとよく言いますが、最近その通りだと思うようになりました。

「あの時こうしておけばよかった」という後悔の気持ちが残らないようにするためにも、自分自身がやりたいことを優先して進学先を選んで欲しいなと思います。

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ドロップアウト専門アドバイザー ファイナンシャルプランナー 高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナーとして独立。 相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。 近年は自身の高校中退経験を踏まえて、高校中退者などのドロップアウトを経験した若い方々へのキャリアアドバイスを行っている。 FPオフィス クライアントサイド 代表
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