保護者

高校中退をしても諦める必要がないことを伝える

ドロップアウト専門キャリアアドバイザーの久保逸郎です。
今回は保護者に向けたアドバイスを書いてみようと思います。

子供が高校を中退した時、親も一緒に悩むことがあると思います。
具体的な目標や進路が定まっているならともかく、そうでない場合は子供の将来について不安を感じるでしょうし、焦る気持ちも芽生えてくるでしょう。
しかし、当事者である子供自身が一番不安に感じているはずなので、そのような時は親のほうが焦る気持ちを抑えて、できるだけゆったりと構えたいものです。

とくに大切なことは、高校を中退したなんてことは長い人生で考えたらほんの些細なことであり、今後の可能性を全く失うものではないということを、子供に伝えていただきたいのです。

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以前にも書きましたが、高校を中退しても高卒認定試験にクリアすれば何の問題もなく、大学などに進学することができます。
高校を中退した理由がちゃんとあって、それをきちんと説明できればその後の就職活動において不利になることはほとんどないですし、むしろリカバリーしたことを高く評価してくれる会社も多いはずです。
私自身の経験でも高校中退が就職活動において不利に働いていると感じたことは一度もありませんでしたし、むしろアピール材料になったと思っています。


高校中退して大学入学資格検定を取って大学受験をして、東大・京大・早稲田大・慶応大の全てに合格した友人もいました。
高校を辞めて一度は働きながらも、それから勉強を頑張って医者になった知人もいます。その後の本人次第で何にだってなれるので、諦めることは一切ありません。

親として不安を感じてしまうことは仕方ありませんが、「これからどうするの?」などと悩んでいる本人に尋ねても、答えられないのでどんどん心を閉ざしていってしまいます。
そうなってしまうとアドバイスも素直には受け取ってもらえません。
結局は逆効果になることのほうが多いのではないでしょうか?

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むしろ高校中退を「転職をした」くらいに気楽に考えて、泰然自若と構えてあげたほうが子供の精神状態にとってもプラスになると思います。
可能性を失ったわけではないことを伝えて、温かく見守る姿勢で接するようにしてください。

親の焦りは禁物ですよ!

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ドロップアウト専門アドバイザー ファイナンシャルプランナー 高校を1年で中退。独学で大学入学資格検定を取得して大学進学。大学卒業後は大手リース会社、外資系生命保険会社を経て、平成15年3月にファイナンシャルプランナーとして独立。 相談業務を中心に実務派ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ライフプランや資産運用などのお金のことについて年間100回近いセミナー等の講演活動や、マネー雑誌等への原稿執筆などを行っている。 近年は自身の高校中退経験を踏まえて、高校中退者などのドロップアウトを経験した若い方々へのキャリアアドバイスを行っている。 FPオフィス クライアントサイド 代表
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